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演奏家に聞いてみよう



小原道雄 (ナチュラルホルン・チェンバロ)

 経歴 愛知県立芸大(音楽学)首席、ライプツィヒ音大(古楽器)、フランクフルト音大(古楽器)卒。第10回大阪国際音楽コンクールアーリーミュージック部門(チェンバロソロ)入選。名古屋バロックオーケストラ指揮者・音楽監督。やまのて音楽祭実行委員。名古屋バロック音楽協会会員。




 何というか世の中には器用な人がいる物です。音楽学を学び、それからナチュラルホルン、そしてチェンバロへ、、卓越した行動力と気さくなお人柄、インタビューさせていただく絶好の機会を与えていただき感謝します。普段は聞くにも聞けない世間離れした古典音楽をもっと身近に感じるべく皆さまの気持ちになり、素朴な質問をさせていただきました。以外にも僕でも楽しめそう!これで音楽を楽しむ喜びが一つ増えました。

Q1、小原さんの演奏される楽器、指揮もされるなど、演奏家というより作曲、楽曲の 解釈などに造詣が深いと思いますが、わかりやすく音楽の楽しさ、強いては古典音楽の 魅力を教えてください。

小原  音楽の楽しさを分かりやすく伝える…いきなりとても奥の深い質問ですね(笑)。 客観的な意見ではなく個人的な意見で申し訳ないのですが、自分にとっての音楽の楽しさとは、音楽が感情と理性のバランス感覚を楽しめる遊びである、ということでしょうか。

谷口 音楽と数学は似たところがあり、数学好きな方ななどは、楽譜を見ると美しさを感じるなんて聞いたことがあります。僕には数学の遊び心はありませんが、音楽による精神の高揚は感じることができます。できれば具体的にどのような物かイメージできるように説明していただけますか?

小原 まず第一に、音楽の中では何をしても許されてしまいます。例えば、日常生活の中で初対面の話し相手にいきなり怒りや悲しみを表現する事は文明の中に生きる自分たちのすべき事ではないの(が基本)ですが、音楽の中ではそれが許されますよね。なにしろ、音楽の演奏の中で怒りや悲しみを表現しても、それによって傷つく相手 はどこにもいないのですから。

谷口 心の旅行みたいなものでしょうか?映画を見て現実をひと時忘れて別世界へ連れって行ってもらえるような。映画の中で怒鳴り合っていてもあまり不快なことは感じません。しかし、演奏を聴く方がいる以上演奏者は聞き手への配慮が必要になると思います。映画もお客さんがいないと上映できないと思います。

小原 たしかに、聴衆のことを考えなければ演奏者本人の勝手な感情の流出、として片付けられて終わりです。それを通り越して聞き手に何かを訴えようとすれば、どうしても音楽を知的・理性的な対象物としても捉える必要がある。その手助けをしてくれるのが和声・対位法といった音楽理論であり、古い音楽を演奏する際の歴史的な背景・裏づけだ ったりするわけです。

谷口 ちょっと難しいですが、音楽は聞き手にことを考えて作られた歴史があり、それに則り理性とともに勉強をする必要がある。音楽の歴史で試行錯誤されて今まで来たということでしょうか?古典音楽も聞いてみると楽しそうですね。演奏できたらもっと喜びがあると思います。

小原 個人的に、特に初期ロマン派までの音楽の中には、この感情と理性の対話が不可欠であり、自分が音楽を演奏する、あるいは本番で演奏する以前に音楽を作り上げる作業をする上での大きな楽しみになっています。

谷口 CDの解説に、あのバッハのフーガのように様式美を感じて、しかしただの音符の羅列にも見えて、そこにあるメッセージを解釈することを演奏者に委ねられているなんて書いているのを見たことがあります。やっぱり本当に学ぶと難しそうです。

小原 そんなに身構えなくても良いですよ、(笑)。 話は変わりますが、自分の音楽経験は小学校3年生のときに通い始めたピアノのレッスンが最初です。何回かピアノの先生は変わったのですが、その度に親は新しい先生に「音楽は楽しいっていう事を教えてあげて下さい」とお願いしていたそうです。親としては音楽は趣味でいいから…と思った上での発言だったそうですが、結果 として自分がついたピアノの先生は親の注文をあまりにも忠実に守りすぎてしまったのでしょうか。そうでなければ、自分自身が「音楽は楽しい」と思わずに化学者になっていたでしょうから(笑)。

谷口 やっぱり楽しみことが基本なんですねホッとしました。





Q2、古典音楽なんてお固い、オタクなんて感じている方もいらっしゃると思いますが 、小原さんの演奏は明るく陽気です。ノリまくっています。クラッシック自身お固いも のと考えがちですが、実際バロック音楽は、作曲当時は娯楽の音楽だったのでしょうか ?またはお固い勉強のものだったのでしょうか?今でいうとどのような感じのものなんでしょうか。固定観念を取り除くために、また新たに音楽の楽しみを知るためにわかり やすく説明していただけますか?

小原 古典音楽は当時のヨーロッパ各地の宮廷で、こんな用途に使われていました:食事中のBGM、ダンスBGM、食後の憩い・歓談のひと時のBGM、不眠症治療としての睡眠薬、お誕生日ソング…(笑)。コンサートホールで物音一つ立てずに硬直して聴くために書かれた音楽は古典音楽の終わり頃、むしろ古楽ではなく現在普通に聴かれ ているロマン派になってからです。

谷口 そうなんですか、あの堅苦しい雰囲気は古典音楽のころには無かったということですね。知らなかった!宮廷の音楽とはいえ現在の音楽の使われ方と同じですね。当時はCDもオーディオもありませんからお金持ちのたしなみだったんですね。生演奏ですからね。

小原 なので、古典音楽・古楽をもっと気楽に聴く機会があってもいいと思っています。 とは言ってもこのご時世に宮廷に住んで憩いのひと時を過ごせるような方はまずいないでしょうから(笑)、今の時代に合った場(トポス)に持って来るべきでしょう。

谷口 今は音楽が身近になりすぎて生演奏を聴く機会がありません。録音はインスタントですから。クラッシックは特にコンサートホールで物音立てず硬直して聞かなくてはなりません。何とかなりませんかもっと身近に。

小原 ドイツから名古屋に戻って間もなく始めたマンドリンとチェンバロのデュオ「ハジキ屋」では、ライブの出来る飲み屋さんでチェンバロを弾いています。

谷口 飲み屋さんでマンドリンンとチェンバロですか?これは一生に一度経験したいライブです。酔ってどう感じるのでしょうか。やっぱり僕は知ったかぶりをしてフムフムすかしているのでしょうか?それとも酔いがまわり音楽の相乗効果で弦の響きが天使のささやきのように聞こえるのでしょうか。聞き手は理性を取るか感覚に走るかどう出るか分からなくて面白そうです。

小原 曲目は、サンバ・スペイン系・フォルクローレやシャンソンに交えてバロック本来の曲も必ずプログラムに混ぜていますが、ライブに来てお酒を飲んでいるお客さんに「オタク」などと拒否反応をもらった事はありません。 自分の演奏の事をポジティヴに言って頂けて、とても嬉しく思います。

http://www.youtube.com/watch?v=HrD3u5DyE04

http://www.youtube.com/watch?v=QUBoQxTYhIk

谷口 サンバ、シャンソンですか、時には陽気に時には心にしみて、バロックも織り交ぜてある。素直にエンターテイメントとしていいですね。多分あの心地よい音量と音色は酔っても耳に優しいと思います。小原さんのお人柄も陽気で人を楽しませそうです。

小原 その「陽気でノリノリ」な演奏の原点は、やはりQ1で答えた「音楽は楽しい」ということをまだ忘れていないからでしょう。あとは自分自身の趣味がパステル系の色よりも原色のコントラストの方が好きなのも、「陽気」の出自なのでしょう。





Q3、クラッシックといえばロマン派、現代音楽も大半のバロックもメジャーではあり ません。演奏される楽器も当時から進化が止まっています。考え方を変えればこれは特殊なことだと思います。そして、音楽の心の中の情景も表現の仕方も固定されています 。しかし音楽も年代により試されていること、時代の要求が違うはずでしょうから、楽 しみ方も違ってくると思います。理屈抜きで楽しければいいのですが、僕のロマン派の 当たりで凝り固まっている感性を解きほぐしていただけませんか?

小原 ロマン派の音楽は往々にして演奏家と聴き手に受動的であることを要求します。作曲家が要求した音楽(感情)表現を、演奏家は忠実に再現せねばならず、その演奏を聴き手は要求される以上、他の解釈を選ぶ事は出来ません。

谷口 そうですね。クラッシックと言えば同じ曲をささいな解釈の違い、テクニックを楽しむものと捉えられています。バロックはそれが、簡素になってくるので聴く側も難しく感じてしまいます。ショパンはすんなり聞けても、初期のベートーベンなんかとっても素朴に感じて、しお味の野菜のように感じます。

小原 基本的に受動的に生活する事に慣れている現代の日本人には、この作業はすんなりと受け入れられる事が多いと思います。 バロックや古典派の音楽は、ロマン派ほどに楽譜の中に作曲家が細かい指示をしていません。これを額面どおりに受け取ると「感情を押し殺して、理性だけで弾き、聴かねばならない」という、少し前に主流だったバロック・古典派のイメージにたどり着きます。

谷口 何回聞いてもしお味の野菜のように感じるバロックがあるのはそのためでしょうか?きっとこれです、分からない、難しいと感じる原因は。

小原 しかし、音楽史に名を残しているようなバッハやモーツアルトだって人間です。いかに理性が重んじられた啓蒙時代を生きたとはいえ、何かしらのメッセージは音楽の中に残っています。ただバッハたちは、そのメッセージが何であるかを明言せず、その解釈を演奏者に委ねているわけです。楽譜にロマン派のような細かい指示が 書き込まれていないのは、そのためです。

谷口 ああそうか、最後の味付けは演奏者が決めていいんですね。クラッシック音楽と民謡の差みたいなものでしょうか。いや違うか(笑)。それならより演奏者の暖かい心の歌を感じられそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=A6X7bBLJpBQ

小原 バロックの伴奏である通奏低音も、チェンバロで言えば左手だけが何をするか決められていて、右手は和音記号(今で言うコードネーム)さえ守っていれば、基本的にはどんな弾き方をしてもいいわけです。この方法、よくよく考えるとジャズの即興と一緒ですよね? このような点で、主流のロマン派音楽よりもバロックは実は弾き手・聴き手ともに自由に、自分なりの楽しみ方を所有する事が出来ると思います。

谷口 そうですか,これから味付けされたバロックが聞ける時代になったということですね。

続いて インタビュー2


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